手話は、耳のきこえない人だけのものではない

コラム
2024.09.27
手話は、耳のきこえない人だけのものではない

こんにちは。はなこあら🐨です。

まだまだ暑い日☀️が続いていますが、みなさん元気にしていますか?

体調崩さないよう、頑張って乗り越えていきましょう!

先日ある日本のドラマを観ていたら、ちょっと驚いたことがありました。

アイドルとしても活躍する俳優さんが、相手の俳優さんに
「優しく優しく」(優しい声で話しかけてねの意味で)と伝えるのですが、
なんと手話をしていたのです😲!

「優しく」という手話は、両手の指先を向かい合わせ
柔らかく上下させながら、左右に引き離します。

手話の経験がある方なら、誰でも知っているような手話です。はなこあら🐨の父も、よくこの手話を使っていました。

驚いたのは、その俳優さん、耳のきこえない人に話しかけるためではなく、会話の中で、自然と手話の仕草を使って相手とコミュニケーションしていたのです。

その俳優さんは、違うドラマで耳のきこえない役を演じたことのある方でした。

全く違う場面で、自然と手話の仕草が出る、しかもアイドルでもある若い俳優さんです。なんだか嬉しい気持ちになりました。

よく考えたら、はなこあら🐨も自然に手話がでてくることがあります。

  • ホームの反対側から、相手に気をつけて(帰ってね)という時
  • ちょっと席が離れている相手に、大丈夫?と聞く時
  • 逆に大丈夫?と聞かれて、元気だよと返す時

そして、、はなこあら🐨は、思うことがあるのです。

手話は、耳のきこえない人との会話以外にも使える便利な言葉ではないかと。

手話には、もっと可能性があると真面目に思っています。

例えば、こんなことありませんか?

  • 人混みで、相手の声がきこえない
  • たくさん人がいる場で、少し意識合わせを個別にしたいが話しかけられない

こんな時、手話はとても便利です。

声を出さずとも、少し離れたところからでも、スマホでテキストを打たなくてもコミュニケーションが取れるのです。

何も、手話通訳士並みに手話ができないといけないものではないのです。

「大丈夫」「嬉しい」「楽しい」「気をつけて」「優しく」など、

シンプルなワードだけでも、手話を知っておくと必ず役に立つ時がきます。

▲oioiもよく使う手話「ダイジョーブ(大丈夫)」
 片手の指先を遠いほうの胸にチョン、弧を描くように近いほうの胸にチョンとあてる

なので、もしこのコラムを読んでくれた方で
「周りに耳のきこえない人がいない」「手話を始めたことがない」
という方がいましたら、簡単なワードからやってみませんか?

そして、お友達や周りの人との会話に、少し取り入れてみてください。

最初は照れもあるかもですが、きっと伝わるはずです。

手話は、耳のきこえない人だけのものではない

とても素晴らしいコミュニケーション言語だと、はなこあら🐨は思っています。